﻿[B7B7B7]　ジョン・ラッセルは目眩を感じた。
ここ数時間一滴も飲んでいないにもかか
わらず、しこたま酔ったような気分だっ
た。彼は自分の足に吐いた。素足だっ
た。彼はしばらく足元を見つめた。
　斑点のある足の爪がスキャンされ、
続いてすねと膝も処理された。
　彼は何も身に着けていなかった。上を
見やると、見事なブロンド髪の女と眼が
合った。彼女はぴっちりとした高分子繊
維の服を着ていた。服は胸のところが豊
かに盛り上がり、そこに“物質転送オペ
レーター”と書かれていた。次の瞬間、
彼は気を失った。