﻿[B7B7B7]　アレグラと偵察隊は、木の枝の上から
下をのぞき込んだ。数フィート先では、
氷河の盆地に太陽の光が反射してい
た。こんなに冷たい氷のそばに緑が生い
茂っているというのも変な話だった。

　アレグラは枝から枝に跳んだ。一等
航海士はアマゾン族に捕らえられてい
た。彼の命は風前の灯だ。偵察隊も
あとに続き、物音ひとつ立てずに森の
中を進んだ。

　ひらけた場所に着地すると、アレグラ
は叫んだ。「やめろ！」
　台座の上にアマゾンの女王がいた。
女王はレバーに手を伸ばした。航海士
を下の大樽に落とすつもりだ。
「よせ！」
　彼女は女王めがけてサーベルを投げた
が、間に合わなかった。航海士は叫びな
がら水面に向かって落ちていった。水し
ぶきが収まると、辺りは不気味な静けさ
に包まれた。アレグラは恐怖と後悔の念
に凍りつきながら、呆然と眺めることし
かできなかった。あと一瞬早ければ……